さて、この時間は、セブンスコードについてもう少し詳しく説明しましょう。
![](../image/josyu_01.jpg)
トライアド(3和音)のところで、ダイアトニックコードというのを勉強したのを覚えているかな?
おう!メジャースケール上にできるトライアド(3和音)ってやつだよな。
![](../image/chaiko_s.jpg)
そうです。
今回は同じように、メジャースケール上にセブンスコード(4和音)を作ってみましょう。
![](../image/josyu_01.jpg)
じゃあ、
それぞれのコードにコードネームをつけてみよう。
まずは I から。
![](../image/yoiko.jpg)
これはメジャートライアドに長3度だから「メジャーセブンコード」ね。
ルートが「C」だから「C△7」ね。
C△7
![](../image/3_01/3-6-1.gif)
![](../image/josyu_01.jpg)
そうだね。じゃあ次のIIは
えっと、 ルートがDで、マイナートライアドに短3度だから、
Dマイナーセブンだな。
Dm7
![](../image/3_01/3-6-2.gif)
![](../image/josyu_01.jpg)
オッケーじゃあ、 III は?
![](../image/yoiko.jpg)
ルートがEで、マイナートライアドに短3度だから、Eマイナーセブンかしら。
Em7
![](../image/3_01/3-6-3.gif)
![](../image/josyu_01.jpg)
イエース!じゃあ、 IV は?
![](../image/waru.jpg)
メジャートライアドに長3度、ルートがFだから、
Fメジャーセブンだな。
F△7
![](../image/3_01/3-6-4.gif)
![](../image/josyu_01.jpg)
はいさ!じゃあ、V !
![](../image/yoiko.jpg)
メジャートライアドに短3度、ルートがGだから、え〜〜と・・・・・Gドミナントセブンね。
G7
![](../image/3_01/3-6-5.gif)
![](../image/josyu_01.jpg)
よろしい!もう一息!VI はどうだい?
ルートがAだな、マイナートライアドに短3度だから、Aマイナーセブンだ!
Am7
![](../image/3_01/3-6-6.gif)
![](../image/josyu_01.jpg)
よし!じゃあ最後!
![](../image/yoiko.jpg)
え=、ルートがBで、マイナートライアドに長3度だから、
Bマイナーセブン♭5 かしら!
Bm7(♭5)
お疲れ様でした!
みんななかなか慣れてきましたね。
ではまとめておきましょう!
![](../image/yoiko.jpg)
あら、ダイアトニックコードみたいね。
![](../image/josyu_01.jpg)
スケール上にできるセブンスコードだから、「
スケールトーンセブンスコード」というんだ。
この場合は「Cメジャースケール」だから、「
Cメジャーのスケールトーンセブンスコード 」というわけだね!
ではここで、別のキーでも確認してみましょう。
Key= F
Key= G
![](../image/yoiko.jpg)
わあ!
ルートは違ってもコードの種類は同じ順番になっているのね。
![](../image/josyu_01.jpg)
よく気がついたね!
ダイアトニックコードと同じように、セブンスコードでもコードの種類の順番は一緒なんだ。
度数表示で整理しておこう!
I△7 |
IIm7 |
IIIm7 |
IV△7 |
V7 |
VIm7 |
VIIm7(♭5) |
![](../image/chaiko_s.jpg)
この並び方はぜひ覚えてしまってください。
曲を作るときにとっても役に立ちますよ!
では今日はここまでとします。
![](image/next.jpg)